この記事では、X(Twitter)で
アカウントがロックされる原因と、
そのロックを解除する手順を詳しく説明します。
また、アカウントを解除した後に
よく遭遇する問題についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
X(Twitter)でアカウントがロックされる理由
アカウントがロックされると、
画面上部に「このアカウントはロックされています」
というメッセージが表示され、
以下のような基本操作が制限されます。
リツイート
いいねの付与
フォローの実行
また、この状態のアカウントのフォロワーには、
「注意:このアカウントは一時的に制限されています」
と警告が表示されることがあります。
アカウントがロックされる主な原因
多数のアカウントを作成すること X(Twitter)では
アカウント切り替えが簡単なため、
リアルアカウントや趣味用アカウントを
複数持つユーザーが多いです。
しかし、あまりにも多くのアカウントを作成すると、
アカウントロックされるリスクがあります。
公式に具体的な数の制限は明言されていませんが、
例えば筆者は5つ目のアカウントを
作成した際にロックされた経験があります。
同じIPアドレスから短時間に
多数のアカウントを作成する行為は、
スパムと見なされる傾向があります。
フォローやいいね、リツイートの過剰な使用
アカウントロックは、フォロー、いいね、リツイートと
いった活動の過剰使用によって発生することがあります。
特にフォロワー数が数千人から数万人いるユーザーが、
フォロワーからの反応に対して頻繁にいいねを行う場合、
これがX(Twitter)のシステムにより不正行為と認識され、
アカウントがロックされることがあります。
アカウント乗っ取りの疑い
アカウントが第三者に乗っ取られる
可能性があると判断された場合、
「安全のため、アカウントをロックしました」という
通知が表示されることがあります。
これは、同一のアカウント名で何度もログインが試みられたり、
多くのフォロワーから乗っ取りの報告が
あったりするときに発生することがあります。
年齢制限の問題
X(Twitter)は13歳未満の利用を禁じています。
アカウントが作成された時点で利用者が
13歳未満であったと後に判明すると、
アカウントがロックされることがあります。
このような状況が発覚するのは、X(Twitter)に
登録された生年月日とアカウント作成からの日数を照合して、
作成時の利用者の年齢が13歳未満だったかどうかが判明するためです。
X(Twitter)におけるシステムエラーによるアカウントロック
X(Twitter)では時折、システムの不具合が発生し、
規則違反をしていないユーザーのアカウントが
誤ってロックされることがあります。
もしアカウントがロックされたが、
一般的なロック理由に該当しない場合、
それはX(Twitter)のシステムに何らかの問題が
起きていることを示唆しています。
X(Twitter)アカウントロック解除の手順
このセクションでは、X(Twitter)で
アカウントがロックされた際の解除方法について詳しく解説します。
電話番号を使った認証
アカウントが大量のアカウント作成や
過度のフォロー行動によりロックされた場合、
Google reCAPTCHAと電話番号認証を使って解除が可能です。
ただし、電話番号を登録すると、
おすすめユーザーの一覧に表示されるリスクや、
アドレス帳を同期した知人にアカウントを
見つけられる可能性があります。
そのため、X(Twitter)の
「設定とプライバシー」セクションの
「プライバシーとセキュリティ(安全)」メニュー内の
「見つけやすさと連絡先」設定から
「電話番号の照合と通知を許可する」を
無効にすることをお勧めします。
電話番号を削除する方法については、
他の記事で詳しく解説しています。
電話番号を使わずにロックを解除する方法も、
この記事の後半で詳述しています。
パスワードの更新
アカウントが乗っ取りを防ぐために
X(Twitter)によってロックされている場合、
パスワードを更新することで解除が可能です。
このプロセスには、登録時に使用した
メールアドレスが必要ですが、
メールアドレスを忘れた場合、
パスワードリセットが困難になることがあります。
本人確認書類による年齢確認
年齢制限によってアカウントがロックされている場合、
本人確認書類を提出して審査を受けることで、ロックが解除されます。
この手続きの具体的な手順については
別の記事で詳しく説明しています。
X(Twitter)のアカウントロックを電話番号なしで解除する方法
電話番号の登録を避けたいと考える
SNSユーザーにとって、アカウントが
ロックされると困った状況になります。
もし「自動化行為によるルール違反」との通知メールが届いた場合、
そのメールに返信して自己の行動が
規則に沿っていることを証明すれば、
ロック解除の可能性があります。
以下、返信の例を紹介します。
例文: 「私の活動は自動化ツールを使用しておらず、個人としての使用に限られています。電話番号の登録には抵抗がありますが、私の行動が規則に適合していると確認されれば、ロック解除をお願いします。」
もし使用しているメールアドレスが一時的なもので、ロック通知が確認できない場合は、ヘルプセンターを通じて異議申し立てを行うことができます。
電話番号認証を利用すると迅速にロックを解除できますが、
メールやヘルプセンター経由での問い合わせや
異議申し立ては数日かかることがありますので、
時間がかかることを覚悟しておく必要があります。
X(Twitter)のアカウントロック解除後の対応
アカウントのロックが解除された直後に、
一時的にフォロー数が0と表示される場合がありますが、
この状態は通常24時間以内に正常化されます。
ロック解除後には、自分が意図的に
フォローを解除していないことをツイートして
誤解を避けることをおすすめします。
ロックされたアカウントは、あたかも
「イエローカード」を受けたような状態と言えます。
一度ロックを受けるとそのIPアドレスに対する監視が強化されるため、
ロック解除後は同じ理由で再び問題が起こらないよう注意が必要です。
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