「認証コードが届かない…」
そんな画面が突然出て、
あたふたしたことありませんか?
これは「コード表示アプリ(認証アプリ)」を
使ったログイン方式に切り替わっているためです。
本記事では、X(旧Twitter)における
認証コードの意味や、コード表示アプリの使い方、
設定方法とトラブル時の対処法までまとめて解説します。
この記事でわかること
✔ 認証アプリの仕組みと選び方
✔ Xでの設定方法(iPhone/Android対応)
✔ スマホ紛失時などのトラブル対処法
二段階認証ってなに?
まずは前提として、
「二段階認証(2FA)」について
知っておきましょう。
これはパスワードに加えてもう1段階の確認を
行うことで、アカウントの安全性を
高めるセキュリティ手段です。
Xでは現在、SMS認証は有料プランのみとなっており、
無料ユーザーは認証アプリやセキュリティキーの
使用が推奨されています。
コード表示アプリって何?
「認証アプリ」「コード表示アプリ」などと
呼ばれるこのツールは、
6桁の認証コードを30秒ごとに生成するアプリです。
代表的な認証アプリ
・Google Authenticator
・Microsoft Authenticator
・Authy(マルチデバイス対応)
※すべて無料で利用可能
これらのアプリはオフラインでも使えるため、
メールやSMSが届かない状況でも安心です。
Xで認証アプリを設定する方法
X(旧Twitter)で認証アプリを使うには、
アカウント設定画面から操作します。
✔ 設定手順(初回)
① Xの「設定とプライバシー」を開く
②「セキュリティ」→「二段階認証」を選択
③「認証アプリを使用」を選ぶ
④ 表示されたQRコードを認証アプリで読み取る
⑤ アプリに表示された6桁コードをXに入力して完了
この設定が完了すると、
次回以降ログイン時にコードアプリから
6桁のコードを入力するよう求められます。
ログイン時の流れ
認証アプリ設定後のログインは、
以下のような流れになります。
✔ ログイン手順
① XにIDとパスワードを入力
②「認証コードを入力してください」と表示される
③ コード表示アプリを起動
④ X用に表示された6桁コードを確認
⑤ そのコードをX画面に入力してログイン完了
コードは30秒ごとに切り替わるので、
表示されたらすぐ入力するのがポイントです。
よくあるトラブルと対処法
① アプリにコードが表示されない
アプリを開いてもX用のコードが出ない場合、
設定がうまく完了していない可能性があります。
再設定してみよう
Xの「二段階認証」から
再度QRコードを発行し、
認証アプリで読み直すことで復旧できます。
② コードを入力してもログインできない
入力しているコードが
正しいのにログインできない場合、
スマホの「時刻設定」が原因かもしれません。
自動時刻設定をONに
認証アプリは時刻をもとに
コードを生成しています。
端末の時刻がずれていると
認証が通らないことがあります。
③ スマートフォンを紛失した
スマホをなくしてしまったときも、
落ち着いて対処すれば大丈夫です。
⚠ スマホ紛失時の対応
✔ バックアップコードを使ってログイン
✔ 新端末にアプリを再インストールし復元
✔ ログインできない場合はXサポートに連絡
④ アプリを削除・再インストールした
認証アプリを一度削除すると、
設定情報も消えてしまうことがあります。
AuthyやGoogle Authenticatorでは、
クラウドバックアップ機能を
あらかじめONにしておくと安心です。
万が一のための準備
✔ トラブル防止のチェックリスト
✔ バックアップコードを紙に控える
✔ 認証アプリのクラウド同期をON(任意)
✔ 時刻設定を「自動」に
✔ 他の2FA手段(パスキー等)も設定しておく
認証アプリ以外の選択肢
Xでは現在、以下の二段階認証方法が使えます。
他の2FA方法
✔ パスキー(指紋・顔認証):最新端末で対応中
✔ セキュリティキー(物理デバイス)
✔ SMS認証(有料プランのみ)
特に、iPhoneやAndroidで対応が進んでいる
パスキー認証は
次世代の二段階認証として注目されています。
まとめ
X(旧Twitter)の二段階認証は、
アカウントを守るための大切な仕組みです。
認証アプリを使うことで、
不正ログインのリスクを大きく下げることができます。
万が一に備えて、
バックアップコードや設定の見直しも忘れずに🌿
「ちょっと面倒…」と感じた方も、
いざという時の安心感は絶大です。
わからないことがあれば、
Xの公式サポートやヘルプを活用してくださいね。
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